塗装工事費用の考え方について

外壁に使う塗料はその種類によって耐用年数が全く違います。耐用年数が10年の塗料だったら、30年間に3回塗り替えるということです。耐用年数が15年だと、30年間で2回の塗り替えが必要ということです。もちろん、耐用年数の長い塗料の方が材料費は高くなってしまいます。でも、実は塗装工事費用の中を見てみると、大半は職人の人件費や足場費用なのです。そう考えると、材料費が少々高くても、耐久性のある塗料で塗った方が、長い目で見ると工事費用はとても安くなるのです。例えば、耐用年数10年の塗装工事が100万円で、耐用年数15年の塗装工事が120万円とします。そうすると、10年の耐用年数の塗料ならば、30年で3回、300万円です。15年の耐用年数の塗料ならば、30年で2回、240万円です。これが外壁のランニングコストというわけです。